なので、あたしの体験を、紹介しておきたいと思うの。
2024年8月末、ちでソフトのスタッフが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)になりました。その出来事を紹介することが世のためになればとの思いで、今回の記事を執筆してみました。「あ~しんどかったな」だけで済ませたくないわけでして…。
なお手前どもは、けして医療従事者に該当する集団ではなく(日頃はITに関連する業務に携わっています)、医療の専門家の知見から述べているわけではないことを、はじめにお断りさせていただきます。
(お医者様から言われたことは尊重していますし、記憶のかぎりそのまま述べてはおります)
あくまでも一つのケースとして事実をお伝えすることで、何かしら参考になればいいかな?程度の軽いレベルの記事のはずですので、ところどころで個人の所感を述べていたとしても、(自分で言っておいてアレですが)症状や状況は人それぞれ大きく異なるでしょうから、記事を鵜呑みにしないで欲しいとも思っています。
・医療機関の指示と異なった場合はそちらに従ってください。
・当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
・本文中の製品名などは念のため伏せ字にしています。宣伝を目的としてはいませんし、企業からの依頼は一切受けていません。すべて個人の感想となります。
いまさら意図的に、偏った意見を広めるつもりはないですし、センセーショナルな見出しを掲げて注目されたいようなつもりもありません。しいていえば(後述していますが)『病気は恐れてもいけないし、また侮ってもいけない』というのがスタンスでしょうか。
登場人物紹介
レモちゃん
スマホ用ゲーム「レモちゃんのスライドランド」の主人公。ぜひダウンロードしてみてね♪
かなえ
ちでソフトのイメージキャラクター。
少々気難しいけど優しいお姉さん。
発症から病院に向かった経緯
けれど、翌日にあたし自身も体温がだんだんと上がっていくのを感じていったの。頭もクラクラしてきたし喉も痛くなりだしたわ。
そして、その結果が出るのに30分ほどかかるって説明を受けたわ。
内科の診察室に呼ばれた後、お医者さんから詳しい説明を受けたわ。
そしてその数え方で言えば、4日目までは本当に辛くて、寝込んでいたわ。
お医者さんに説明を受けた際、最も印象的だったのは「コロナに特効薬はありません。」とハッキリ言っていただいてもらえたことでした。今この瞬間も新薬の開発に携わっている方々はいらっしゃるのかもしれませんが、現実の厳しさというか、実情を覚悟しなければならないと思えた瞬間でした。
症状をやわらげる薬は処方しますとのことでしたが、こうなってしまうと、自身の生命力というか、自然治癒力のみを頼るしかないわけですよね。 また、そう自身の日常とかけ離れた突飛もないことをやろうとするのではなく、むしろ素朴な日常にこそ危機を乗り越えるヒントがあると、冷静に再確認していく作業が必要になったとも思えました。「特効薬」がないとは、そういうことなのだと。
また、これもお医者さんから言われたことですが、コロナにかかった疑いがある際は、日頃から病院に行っているのであれば、そちらの「かかりつけ医」に診てもらって欲しいとのことでした。薬の処方にも関わってくるからなのだそうです。いうまでもなく「お薬手帳」は必需ですね。
お医者さん自身にも感染の可能性があったでしょうし、慎重かつ命がけで説明してくださったはずなので、重々受け止めようと思った次第でした。
あらためて、コミュニケーションも、むやみな発言は控え、聞かれたことだけに答えるように配慮するなど、患者の側にも心がけるマナーはたくさんありそうでした。
不眠不休で奮闘されていらっしゃる医療従事者の方々には、頭が上がらないと感じる次第です。
40.0度の発熱
体温を計ったら、ジャスト40.0度に達していたわ。
39度と40度は、まったく違うのよ!
危険を強く意識したすぐ直後の出来事よ。
心の中で「今回は勝った!!」って叫んだものなのよ!
味覚障害と喉の痛みのはじまり
味覚障害―――。噂には聞いていましたが、実際に自分がなってしまうまでは、まったく想像できない症状でした。例えばどんなに辛い食べ物を食べたとしても、辛いものを食べたとき特有の、舌がピリリとするような反応は起こるのですが、味はまったくしないわけです。
ただ、嗅覚だけはやられていなかったのと、一度でも食べたことがある食べ物であれば脳がなんとなく味を補間してくれるような作用が起こったりもしましたが、しょせんは錯覚でしょうし限りというものがありました。2週間で治るという説が流布していますが、20日経ったにも関わらず自分には当てはまる感じがしません。
喉の痛みも治まらないですね。会話するのが辛いです。ただ、この痛みに関していえばトローチが割と軽減してくれる感じがします。痛みがひどい時は1日に1ダースも舐めていたりしましたが、舐めすぎもあまりよくないようですね。後になって知りました。
また、ポビドンヨードが含まれるうがい薬(イソ〇ンなど)も、辛い時期は痛みをかなり軽減してくれていた感があります(あくまでも個人の感想)。ただ味覚障害なので、ポビドンヨード特有の苦さもまったく感じないですが(苦笑)
ちなみに、予防効果があるといった誤ったメディア報道が思い起こされますね。手前どもも含めてですが、情報を発信する側は慎重になりませんとね。
コロナとの一進一退の闘争
味覚障害が起こるまでは〇S1のアップル味がお気に入りだったわ。
薬はきちんと飲んでいた?
喉の痛みを抑える薬は副作用が少し強かったから、きちんと服用を守っていなかったというのもあるけれど、もっとガンガン飲んだほうがよかったのかしら…?
年齢的に、そうそう薬にはお世話になっていないかもしれないけれど。
自分なりに自然治癒力のはたらきを補う努力をしていたつもりよ。
値段も大きさもお手頃だったはず。
実際、感染した同居人がかなり低い数値を出していたから気になっていたわ。
頭痛や発熱がなくなったわけではないのだけれど、治っているといった実感を感じるような明るい兆しが見えてきたのよね。
元の生活はできつつあったけれど、フルで労働するのはまだ無理だったなぁ。
何かをしていても、めまいが起こるため、休息を取り入れたりしないと続けられないのよね。
そうそう。水枕を手放すことができたのは、その翌日からかな?
できることが限られているようだしね。
毒素というか、侵入してきた異物が、まだまだ体内に潜み残っていると、いやでも感じるものがあったけれど。そう気のせいではなかったはずなのよね。
また鼻水と痰がひどかったなぁ。
そして三週間目を迎え――
また実際はそうでないはずだけど、あたかも発熱したような幻覚に近い苦痛を感じるときもあるわね。
脳が痛みを記憶しているようで、患部の位置を意識すると、それまで感じなかった痛みを急に感じ出すことが、しばしば起こるそうね。
実際にね、ビタミンやミネラルが豊富な、医療医薬品に指定されている栄養剤を飲んで改善されたりもしたわ。
喉の痛みはしつこくて、痛みがしなくなったと思って油断して会話をすると、またすぐに痛みだすものなの。
注意深い配慮が必要のようね。
まるまる半日、つまり12時間は毎日寝たほうがいいという説があるけれど、可能であればそうするべきだと思うの。
あたしは足りなかったかもしれないなぁ。
おはなしを聞いてくれてどうもありがとう。
困ったことがあれば、いつでもあたしを頼ってね。
まとまっていない感はありますが、コロナ闘病記はいったん終えることにします。
実際は他にも語りたい話題は残っています。同居していた人間が全員感染した話とか、そのうちひとりは新薬を用いた話とかなのですが、別の機会のほうがよさそうですね。
そもそも、闘病は続いている最中ですし(これを書いてる時点でも少し頭がクラクラしています)。
あと、物議を醸し出しそうでしたので、途中まで書いておいて消し去ったのですが、コロナとインフルエンザの違いについては、どちらも感染したことがある立場から、自分なりに所感を述べておく必要はある気がしています…。
以前、別の大きな病に遭った際に、『病気は恐れてもいけないし、また侮ってもいけない。』という言葉を耳にしたことがあります。時に襲われる身体の激痛や、心の動揺や不安を克服する原動力になった、厳愛に満ちた言葉です。 絶妙なバランス感覚を維持していれば、病気は乗り越えていけると自分は受け止めたつもりです。
今回コロナに感染した際も、苦しい時ほど自分にこう言い聞かせながら、薬の力も借りつつ耐えに耐えて雨風が静まるのを待っていたりしました。
また、(レモちゃんに語ってもらった)40度の高熱を底力で乗り越えたエピソードは事実です!
…さすがに何度も起こったらやられるでしょうけれどね。無理は長続きできないですし。
コロナが人類に及ぼす影響力については、筆者がわざわざ述べるまでもないでしょうし、皆さんそれぞれ自覚されていらっしゃるでしょう。
だけど、そのようなコロナなんかの類にも負けない底力や知恵が、人間誰しもに、生きとし生けるものの体細胞の底に、等しく刻まれ、等しく備わっていると信じていきたい。 そして、そういう確信に立った上で、万人が内なる秘めた力を十全に発揮させられるようなきっかけや環境作りを、おのおのが自分がやれる範囲でいいから実現していけばよいのでは、と願うばかりです。
(夢でも綺麗事でもいいから、少々カッコ悪くても要領が悪くても厨二病でもいいから、まずは自分を鼓舞する何かにしがみにしがみついて、心に広がる闇を払拭していかねばと思うのです)
最後まで読んでいただきまして、どうもありがとうございました。
当方がリリースしたスマホ用アプリ「レモちゃんのスライドランド」の応援も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。幼児や高齢者にも遊んでいただけているゲームです。